娘が年長になり、就学準備のために幼児向け通信教育を始めようと思っています。
スムーズな小学生生活を始められるように、一つでも出来ることは増やしておきたいですよね。
とはいえ、限られた時間での家庭学習になるので、より効率的に、ポイントを押さえて取り組みたいところ。
そのため、「Z会幼児コース(年長)」のお試し教材を取り寄せました。
先日、「幼児ポピーのあおどり(年長)」の無料お試し教材を取り寄せたのですが、同時にZ会も資料請求していました。
早速、どんな資料が届いたのか、紹介したいと思います^^
Z会幼児コース(年長)を無料お試し!
年長用のZ会幼児コースのお試し教材が届きました。
早速、それぞれの教材の中身を見てみます。
ワークやぺあぜっとの内容や感想
Z会幼児コース(年長)では、「かんがえるちからワーク」、「ぺあぜっと」、「ぺあぜっとi」の3種類が毎月届きます。
それぞれの中身を詳しく見てみましょう。
かんがえるちからワーク
Z会のコンセプトは、先取りよりも『「あと伸び力」を育む』です。
Z会の考えるあと伸び力の5原素とは、以下です。
- 学力の基礎が身についている
- 自分で考えることができる
- 考えを表現できる
- 興味を広げ、挑戦できる
- 他者と協力できる
これらをバランスよく身に付けるための教材が、「かんがえるちからワーク」です。
幼児期に必要な5つの領域に、まんべんなくふれられるカリキュラムです。
- ことば
- 数・形・論理
- 表現・身体活動
- 生活・自立
- 自然・環境
上の写真は、生活・形のページですが、「お勉強」な印象のページです。
ポピーのお試し教材の中身とは、全然雰囲気が違います。
私の感覚だと、年少や年中かそれ以前から、幼児教室に通ったり、机に向かう習慣を積んできた子に向けた教材なのかなと感じました。
カレーライスの問題は、問題文が長いです。
自分で読んで理解し、記憶に残して、問題を解く…という一連の作業ができることが前提になっているように感じました。
↑こちらは、自然・ことばのページです。
身近なたんぽぽに興味をもつきっかけになる問題。
これを見ると、娘はつくしをみたことがないなぁ…と考えてしまいました。
つくしは時期が限られますが、見せてあげたいなと、親も意識できます。
たんぽぽを切って観察したり、ワークで出てきた内容を実践していけば、子供の世界は確実に広がりますね。
たからの地図の課題は、適切なことばを選びながら、時系列に沿って文章を作っていく問題。
正しい形容詞を選ぶことが、メインテーマなんだと思います。
「はしをわたり、~やまをこえ」のような、長めの文章に慣れる問題にもなってますね。
絵本だとこういう文章は当たり前ですが、ただ聞くのと問題ででてくるのは違いますね。
娘には、手強かったです。
子供との会話では、つい「○○したよ」など、述語だけの会話になりがちです。
でも、学習面では、この説明文のような長めの文章を理解しなければならなくなりますよね。
また、先生からの指示でも、このような指示が多用されると思うので、課題をこなすうちに自然に慣れたらいいですね。
このワークを娘と一緒にやってみて、やはり事前に子供にあった教材か把握するのに、お試しは必要だなと思いました。
小学校生活をスムーズにスタートするための家庭学習なのに、教材のレベルが合わず、勉強が嫌いになっては本末転倒ですよね。
試すことで、より子供の習熟度もわかるし、いろいろな知識も入ってきて勉強になりました。
ぺあぜっと
「ぺあぜっと」は、五感を使った体験で興味を広げる実体験を大事にした教材。
お試し教材では、ひかり・ことば・りょうりをテーマにした実際にやってみる課題がのっています。
↑これは、まっくらな部屋で、光るCDを探す課題。
娘は真っ暗な人気のない部屋を怖がりますが、こんな探検をしたら、真っ暗がワクワクする体験に代わりますね!
こういった発想の転換ができれば、生活が豊かになりそう。
↑こちらは、ことばをテーマにした課題で、インタビューを通して聞く力や話す力を育みます。
大人の世界でも、聞く力はコミュニケーションの大事なポイントですが、そういうのを意識して行う課題ですね。
どんな形でもいいので、自己発信出来る子供に育ってくれればいいなと思いますが、その一つの方法を体験できます。
これらの他には、りょうりで、「こはくかん」を作るのを紹介しています。
「こはくかん」とは、琥珀色の寒天ゼリーのことです。
手順が写真付きで詳しく説明されているので、お菓子作りを普段しない家庭でも一緒に楽しめそうですよ。
ぺあぜっとi
「ぺあぜっとi」は、「ぺあぜっと」を子供と一緒に取り組む親のための情報誌です。
体験課題での声かけのヒントや学びをより発展させる工夫などが、コツとアドバイスとして紹介されています。
課題のねらいをしっかり把握して、最大限に体験を高められる情報が提供されていて、親として安心感のある情報誌ですね。
個人的には、理科系の取り組みでの声のかけ方は、間違ったことを教えたくないと思って、調べなおす手間もかかったりしますが、そういった下知識の確認もできるので、いいなと思います。
課題の目指すところをあますことなくいかせるよう、抜け目のないところが、さすがZ会だなと思いました。
Z会幼児コース(年長)の英語学習の内容は?
Z会幼児コースでの英語学習「きいてわくわくえいごパーク」は、2020年度より開始されました。
Z会グループが、「英検Jr.オンライン版
」のコンテンツの一部を編集し、手持ちのスマホやタブレットを使用するコンテンツです。
年4回の配信で、年中・年長向けの講座です。
内容の詳細が、このページだけだとわかりにくいのですが、「ポピーkids English」にくらべると、子供の習熟度にあわせたカリキュラムがきっちりくまれているコンテンツではないみたいですね。
↓「ポピーkids English」の学習内容はこちら。
慣れること・楽しむことに重点をおいた教材の印象です。
Z会幼児コース(年長)おためし教材のその他の資料は?
上の資料の他には、「入会案内書」、「入学前の1年間でやっておきたい4つのこと」などが同梱されていました。
「入会案内書」では、Z会の教材コンセプトがしっかり説明されていて、難関大学の高い合格実績をだしてきた自信を感じる内容でした。
「入学前の1年間でやっておきたい4つのこと」も、先輩保護者の方の意見が紹介されていていいですよ。
中でも、私は、「親子の時間をしっかりととる」が、心に響きました。
小学校は、英語やプログラミング学習も入ってくるし、私自身が小学校時代に経験したことのないことなので、それらの準備にも手間取りそうな気がします。
保育園時代より、さらにゆっくり出来ないんでしょうね。
「お母さん、お母さん♪」と言ってくれる時期を大事に過ごしたいと思いました。
【2020年度】Z会幼児コース(年長)の価格は?
2020年度、Z会幼児コース(年長)の価格は、以下になります。
- 12か月一括払い(15%割引) 29,172円(1か月あたり2,431円)
- 6か月一括払い(5%割引) 16,302円(1か月あたり2,717円)
- 毎月払い 2,860円
Z会幼児コース(年長)のお試し後、勧誘はある?
Z会幼児コース(年長)のお試しの後、勧誘の電話があるのか…気になる方もいますよね。
私の場合、一度も電話はなく、ハガキのみでした。
必要であれば、お問い合わせのフリーダイヤルもあるので、電話がなければ気楽に資料請求できますね。
Z会幼児コース(年長)の無料お試しの資料を取り寄せてみよう!
Z会幼児コース(年長)の無料お試し教材の資料の内容を紹介しました。
お試し教材を取寄せてみると、教材それぞれのコンセプトがよくわかりますね。
Z会は、子供の育ちを幅広い視点で育む教材だということがわかりました。
幼児教材はそれぞれに様々な特長があるので、子供の様子を把握するためにも、興味のあるものを取り寄せてみるといいですよ。
年長用の教材として、「幼児ポピーのあおどり」と「Z会幼児コース(年長)」、「こどもちゃれんじ」、「スマイルゼミ」を比較して検討しました。
共働きの我が家でどの幼児教材を使用するか、限られた時間で実践可能な家庭学習の仕方の方向性をある程度決めたので、後日まとめる予定です。