公文の英語だけで英検5級に合格できる?受講中の小3娘が受かった理由

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公文英語英検合格証

先日、公文英語に通っている小学校3年生の娘が、英検5級に合格しました。

ケンジ
ケンジ

筆記問題が92%、リスニング問題が84%で、合格ラインと言われる6割を大幅に超えて合格できました!

娘は小2の4月から公文に通っていますが、約10ヶ月で英検5級の出題範囲と重なるG教材を修了したため、小3の6月(年3回の試験の1回目)の英検で受験することを決めました。

よく「公文の英語だけで英検5級に合格できる」といった話を見聞きすることがありますが、本当なのでしょうか?

実際のところ、うちの娘の場合は、そんな単純な話ではありませんでした…(・_・;)

そこで今回は、公文の英語だけで英検5級に合格できるのかどうかについて、うちの娘のケースも交えて見解をまとめましたので、ご覧ください。

公文の英語だけで英検5級に合格できるのかどうか

公文英語英検合格実績

公文の英語に通っているだけで本当に英検5級に合格できるのか?

ケンジ
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僕の意見は、合格する人も多いが、何も対策をしないで落ちてしまった人も、結構多いのではないかと思っています。

確かに、公文の公式サイトにも、公文生の英検合格実績として「小学生で英検3~5級合格者のうち、3人に1人が「KUMONの英語」経験者!(38.6%)」「KUMONを始めて、早ければ…1~2年後に英検5級、2~3年後に英検4級 の合格を目指せます」と書かれています。

公文英語英検レベル

具体的には、上の表のように、英検5級であればG教材、4級であればH教材、3級であればI教材を修了した時点で「英検の各級の合格を目指せるだけの力がつきます」と書かれています。

この「目指せるだけの力がつきます」という文章がポイントで、あくまでも「目指せる」だけの実力がつくということで、当然のことですが、G~I教材を修了すれば各級合格できるとまでは言い切っていません。

つまり、これを言い換えれば、公文の英語だけで合格できるとは限らないとも読み取れます。

公文英語英検③

確かに、子育て教育系のブログや口コミサイトなどで、公文の英語に通っている小学校低学年の子供が、公文での学習だけで英検5級や4級に合格したという話を見かけることがあります。

ただ一方、公文の英語以外にも、英検対策として参考書や問題集を解かせて合格に結びついたといった話も多く見かけます。

まさに、うちの小3の娘の場合は後者で、G教材を修了した直後に英検5級の過去問を1回分解かせたところ、6割程度と言われる合格ラインには全く達していませんでした。

ケンジ
ケンジ

初めての過去問では、特にリスニングの点数が悪くて、3割程度しか取れませんでした(・_・;)

また、ブログや口コミなどを見ると、公文の英語だけで合格した人の中には、合格ラインすれすれで合格したような人も結構多いように感じました。

結局、公文の英語に取り組んでいるだけでは、英検合格に必要な語彙の習得やリスニング量、そして何より、体系的な文法の習得や復習などが不十分であると思います。

ですので、より確実に、合格ラインを大幅に上回るような得点(8~9割以上)を目指すのであれば、公文の英語だけでなく、更に英検対策用の学習もした方が間違いないでしょう。

公文の英語に通う小3娘が英検5級に合格した理由

公文の英語に通っている小学校3年生の娘が、英検5級に合格した大きな理由は次の3つです。

  • 公文の英語に通って英語力のベースができた
  • 英検5級用の参考書(問題付き)と単語帳で学習した
  • 英検5級の過去問を3年分解いた

では、それぞれの理由について見てみましょう。

公文の英語に通って英語力のベースができた

公文英語⑨

ケンジ
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まず何よりも、娘が英検5級に合格できた一番の理由は、公文の英語に1年以上通ったことで、英語力のベースができたことだと思います。

それまでも、スマイルゼミやチャレンジタッチのタブレット学習の中で英語を学ぶ機会はありましたが、ボリュームが少なく、また、ライティングも全く無いため、英語力が付いているとは言い難いものでした。

その点、公文の英語では、公文式専用のリスニング機器E-Pencilを使った学習プリントを、教室に通って週2回取り組み、また、それ以外にも毎日分の宿題を課されるため、1年以上、ほぼ毎日英語に取り組むことができました。

やはり、この効果は大きく、その間、簡単な語彙や文章、会話文などを覚えることができた上に、英語そのものも好きになっていったと感じています。

もし、この公文の英語の学習で得た英語力のベースが無ければ、この時期に英検5級に合格することはできなかったでしょう。

英検5級用の参考書(問題付き)と単語帳で学んだ

公文英語英検⑥

小3の英検5級に合格した2つ目の大きな理由は、公文での英語の学習以外に、試験前の約2ヶ月間、英検5級用の問題付き参考書(英検5級をひとつひとつわかりやすく。)と単語帳(英検5級・絵で覚える単熟語)に取り組んだことです。

その間は受験に専念するため、公文を休会して、ほぼ毎日30分以上、勉強しました。

ケンジ
ケンジ

娘はまだ小学3年生で、参考書の内容を一人で理解することは難しいため、僕が家庭教師になったつもりで、内容を一つずつ説明しました。

この「英検5級をひとつひとつ分かりやすく」という参考書は、1ページ毎に一つの課題にまとめられているので、毎日、その課題を一つずつ教えていました。

教えた後は、その課題に関する練習問題も1ページずつ載っているため、それを解かせて、その後の答え合わせもしていました。

また「英検5級・絵で覚える単熟語」という単語帳については、一つ一つの単語を覚えるだけでなく、この単語帳専用のリスニングできるアプリを利用して、耳を鍛えるようにしました。

このような英検対策をしたことで、文法を体系的に学んで英文の理解が深まったり、語彙力を身に付けることができ、その結果として、合格ラインを大幅に上回る点数を取ることができたと思っています。

英検5級の過去問を3年分解いた

公文英語英検⑤

小3の娘が英検5級に合格した3つ目の大きな理由は、過去問を約3年分(9回分)解いて答え合わせを行い、間違えた箇所の復習をしたからです。

具体的には、前述の参考書を一通り終えた後、以前に購入していた市販の英検5級用CD付き過去問題集(2年分)に取り組みました。

英検5級の試験には、筆記問題(25分)とリスニング問題(22分)がありますが、最初の頃は、毎日片方ずつ、順番に取り組んでいました。

初めは問題の出題傾向に慣れていないこともあり、筆記もリスニングも7割前後と合格ラインを少し上回る程度の得点でしたが、途中からは慣れてきて、8~9割前後の点数を取ることができるようになりました。

また、過去問題集を解いた後は、英検の公式サイトに掲載されている直近3回分の過去問を、今度は本番の試験と同様に、筆記とリスニング問題の通しで取り組みました。

この過去問でも、全体で8~9割前後の点数を取ることができて、大きなミスが無ければ、本番でも合格すると自信を持って試験に臨むことができました。

公文の英語に通う小3娘の今後の英検受験予定

公文英語効果③

公文の英語に通っている小3の娘は、令和5年度の6月(年3回の試験の1回目)の英検で5級に受かりましたが、今後の公文の進度と英検の受験予定は次の通りとなっています。

小3の9月までにH教材を修了

小3の10月(2回目)に英検4級を受験

子供向けオンライン英会話を開始

小3の3月までにI教材を修了

小4の6月(1回目)に英検3級を受験

これは、あくまでも予定ですが、英検4級に関しては、出題範囲と重なるH教材を修了した後に、別途対策をした上で、遅くとも小3の間に受験(2回目か3回目)して合格することができればと考えています。

また、英検4級の受験後は、英検3級の2次試験(スピーキング)対策として、子供向けのオンライン英会話を始めたいと思っています。

その上で、小3の3月までに、英検3級の出題範囲と重なるI教材を修了した後に、1次・2次試験それぞれの対策をした上で、遅くとも小4の2回目(10月)までに受験して合格することができればと考えています。

もし、3級まで順調に合格できれば、その後の英検準2級以上については、難易度等の分析なども踏まえて、公文の英語の進め方をどのようにするか検討したいと思っています。

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