2021年2月2日から、全国のローソンの店舗で、大人気の「鬼滅の刃」とのコラボ商品『鬼滅の刃 こどもしょうぎ』が発売されました。
この商品は、娘も大好きな漫画アニメ「鬼滅の刃」の子供向け簡易将棋ですが、頭を使って楽しく遊べるということで、すぐに購入したいと思いました。
ただ、実際には、ローソンの店舗を数店周っても、取り扱いが無かったり、売り切れていたりと、なかなか買うことができませんでした。
それでも、数日後、たまたま用事で行った場所の近くにあった、大通り沿いのローソンで販売されていて、手に入れることができ、帰ってすぐに子供と一緒に遊んでみました。
そこで今回は、この「鬼滅の刃 こどもしょうぎ」の内容や遊び方、レビューなどについてまとめましたので、ご覧ください。
鬼滅の刃こどもしょうぎをローソンで購入
「鬼滅の刃 こどもしょうぎ」の商品内容は次の通りです。
【商品名】「鬼滅の刃」こどもしょうぎ
【価格】990円(税込)
【サイズ】B5サイズ(縦25.7cm×横18.2cm)
【監修】きたおまどか(女流棋士)
【販売店】ローソン各店
【パッケージ内容(計3点)】
・3×4マスの簡易将棋盤1枚(B5サイズ・約2mm厚紙)
・駒13枚(駒1枚 4cm×4cm・約3mm厚紙)
・取扱説明書(表紙・裏表紙も兼ねる)
比較的価格が高い印象のある鬼滅の刃グッズですが、ローソン独自に企画生産~販売しているためか、値段は税込990円と、千円を切るお手頃価格となっています👍
また、ミニ将棋盤がB5サイズですので、持ち運びも簡単で、手軽に遊ぶことができます。
鬼滅の刃こどもしょうぎの遊び方
「鬼滅の刃 こどもしょうぎ」の遊び方は、取扱説明書の中に書かれています。
基本的には、普通の将棋のやり方をベースとしていて、3×4マスのミニ将棋盤の上で、鬼滅の刃の人気キャラクターの駒を順番に動かして遊びます。
最初の順番は、振り駒ではなく、じゃんけんで決めるように書かれています。
それでは、詳しい遊び方について、順を追って見てみましょう。
①駒を選んでミニ将棋盤に並べる
まず、鬼滅の刃のキャラクター13種類の駒の中から、それぞれ4種類ずつ駒を選んで、ミニ将棋盤の上に並べます。
その際、無作為に4つずつ選ぶのではなく、次のような方法で選び並べます(上の写真参照)
・「たんじろう」「ねずこ」「ぜんいつ」「いのすけ」の中から、それぞれ1種類ずつ選んで、将棋盤の自陣真ん中の下から2番目のマスに置く。
・リーダー(将棋の王将役)の「きょうじゅろう」「ぎょうめい」「てんげん」の中から、それぞれ1種類ずつ選んで、自陣の真ん中の一番下のマスに置く。
・「みつり」「ぎゆう」「さねみ」の中から、それぞれ1種類ずつ選んで、将棋盤の自陣左下のマスに置く。
・「しのぶ」「むいちろう」「おばない」の中から、それぞれ1種類ずつ選んで、将棋盤の自陣右下のマスに置く。
②駒の動かし方
次に、駒の動かし方を確認します。
・「きょうじゅろう」「ぎょうめい」「てんげん」は、実際の将棋の「玉将・王将」と同じで、前後左右斜めの8方向に1マス動くことができる
・「みつり」「ぎゆう」「さねみ」は、将棋の「角行」に似ていて、斜め4方向に1マス動くことができる。
・「しのぶ」「むいちろう」「おばない」は、将棋の「飛車」に似ていて、上下左右4方向に1マス動くことができる。
・「たんじろう」「ねずこ」「ぜんいつ」「いのすけ」は、将棋の「歩兵」と同じで、前方1方向のみ1マス動くことができ、さらに「と金」と同じように、相手陣内に入ると駒を裏返し、上下左右と前方斜めの合計6方向に動けるようになる。
なお、それぞれの駒の動ける方向に丸い点の印が付いていて、駒の動かし方が一目で分かるようになっています。
③駒の取り方(捕まえ方)打ち方(使い方)
相手の駒の取り方(捕まえ方)については、通常の将棋と同じで、相手の駒の場所に進むと取ることができます。
そして、取った駒については、これも将棋と同じで、自分の持ち駒として、自分の順番の好きな時に打つ(置いて使う)ことができます。
④勝ち方
勝負の勝ち方は、次の2種類です。
1.相手のリーダー(きょうじゅろう・ぎょうめい・てんげん)を取る(捕まえる)
2.自分のリーダーが、相手の陣地(緑・ピンク色で囲まれている相手側一番手前の3マス内)に入る
1つ目の勝ち方は、一般的な将棋の「王将」を取ったら勝ちというルールと一緒ですが、2つ目は「鬼滅の刃こどもしょうぎ」独自の勝ち方となっています。
鬼滅の刃こどもしょうぎを娘とやってみた感想
これまで「鬼滅の刃こどもしょうぎ」の遊び方について書きましたが、実際に、年長の娘と遊んでみた感想としては「小さい子供が理解するのには、ちょっと難しいかな~」という感じです。
ただ、その反面、ミニ将棋とはいえ、駒の動かし方やルールを覚えたり、結構頭を使って駒を動かす必要があるという点などにおいて、幼児には知育的な要素も多いと感じました。
試しに、娘と2回程対戦しましたが、一つ一つ、ルールの説明を聞かせて遊ぶことで、理解して考えて動かすといった能力が鍛えられると思いました。
さらに進めば、一手先や数手先を読むという予測する能力も鍛えられることでしょう。
ちなみに、私が一人二役で試してみましたが、ミニ将棋とはいえ、一般的な将棋のルールを知っている者から見ても、なかなか奥が深い内容になっています。
実際には、小学生などで、将棋のルールをある程度知っているような子供達が対象になるでしょうが、現時点で将棋を知らない子供たちにも、十分楽しめる内容だと感じました。