「くもんの日本地図パズル」で遊ぶ機会があり、日本地図パズルに興味を持った娘(5歳)。
新幹線にのった時に印象に残った「次は、〇〇、〇〇~」というフレーズを真似たりしていたので、そろそろ日本地図や地域への興味を引き出してもいい頃ではと感じました。
テレビできれいな海をみて、「あそこに行きたい!」といった時に、「あれは、沖縄の海だよ」と伝えたり、興味や視野が広がってきているのもちょうどいいタイミングです。
今なら、旅行や帰省などでの実体験と知識をより現実的にリンクさせられそうと思い、早速日本地図パズルを購入。
悩んだ末に、まず「アポロ社のピクチュアパズル日本地図」を選びました。
このパズルを選んだポイントやメリット、デメリットなどをレビューします。
また、そのほかの日本地図を楽しんで身に付けるための情報をまとめました。
日本地図パズル(アポロ社ピクチュアパズル)で子供と勉強! 実物を写真で紹介
アポロ社の『ピクチュアパズル日本地図』を写真でレビューしていきます。
パッケージに入った様子
パッケージの前面です。
対象年齢は、5歳以上。
パッケージの裏面です。
4枚の地図と白地図が入っている旨を紹介。
パッケージを開けた様子
パッケージを開けた様子です。
私は、開け閉めする箇所を、早速ビニールテープで補強しておきました。
絶対、使用しているうちに、破れてきますよね。
そのため、先手を打っておきました。
地域ごとに分かれた4枚の日本地図パズル
地域で分かれている4枚の日本地図パズルです。
北海道にこんなに力が入っているパズルは、きっとこのパズルだけにちがいない!
子どもが、北海道地区に詳しくなりそう!
私もまだ行ったことがないので、この際、娘と一緒に覚えてしまおう^^
改めて、北海道の全体は↓こちら。
東北地方は↓こちら。
関東・中部・近畿地方は↓こちら。
中国・四国・九州地方、南西諸島は↓こちら。
大きな白地図
大きな白地図が、一緒に入っています。
サイズは、60cm×85cm。
パズルと同じ縮率なので、パズルを載せて遊べます。
詳しくは後の章で、紹介します。
取り扱う上で注意すること
このパズルを初めて使用するときは、ピースを取りはずす作業が必要です。
地続きになっている部分は一か所外せば、順に外せるのですが、島のピースを外すのが特に大変です。
傷をつけない程度の厚みのマイナスのドライバーを入れて、じわっとテコの原理で外していきます。
意外に注意力のいる作業です。
失敗すると表面部分がはげてしまうので、要注意です!
私は、1ピース失敗してしまい、接着剤でくっつけました。
75ピースあるので、集中力を途切れさせず、注意して行ってくださいね。
アポロ社ピクチュアパズル日本地図を選んだ理由やメリット
日本地図のパズルを探し始めてから、どんなものを与えようか調べました。
その中で、アポロ社のピクチュアパズル日本地図を選んだ理由やメリットを挙げてみます。
地形が分かる
このパズルを選んだ1番の理由は、地形がわかることです。
地形とは、地表面の起伏(凹凸)の形態のことです。
山の連なりなどが視覚的にわかるので、「この地域は、高い山がいっぱいあるね」など声かけしながら見られます。
新幹線で運が良ければ見られる富士山も、「ここにあるのが見えるんだよ」と伝えられます。
私自身も、まだ新幹線の中でしか富士山をみたことがないので、いつか家族で富士山を見に行くのが楽しみです^^
そんな話も弾み、会話や世界が広がりますよ♪
県庁所在地の記載がある
赤丸が、県庁所在地です。
ひらがながふってあり、ひらがなを読み始めた子どもでも読めます。
県庁所在地の存在は、幼児の間は、あまり必要ないかもしれません。
でも、そのうち赤丸の存在に気づいたり、興味を持ったりするようになるかなと思います。
小学生になったら覚える必要がでてくるので、今から身近な存在になっているといいかな。
必要になった時に対応できる情報が充実しているので、より長い期間使えそうです。
主要な市町村名の記載がある
県庁所在地だけでなく、主な市町村名も記載されています。
大人が見ても、発見があったり、勉強になりますよ^^
割と細かく書かれているので、その都道府県内での市町村の位置関係も把握できます。
白地図に並べてダイナミックなパズルになる
付録の白地図は、パズルと同縮率(200万分の1)なので、地図の上にパズルを置いてくっつけることができます。
全長1m近い日本全図が再現できるので、ダイナミックさを体感!
ゲームのようなワクワク感があって、楽しめました^^
ただ、フレームがないので、小さい子にはくずれないように大人の補助が必要です。
大人でも、「長野県ってこんなに大きいんだな」とか、発見があって面白いですよ。
新幹線路線図の記載がある
新幹線の路線図の記載があります。
我が家は、割と新幹線に乗る機会があるので、新幹線路線図で、行き来の際の距離感を伝えています。
大きく地図をつなげたら、指でたどることもできます。
アポロ社ピクチュアパズル日本地図のデメリットや残念な点
メリットに感じる点もひっくり返せば、デメリットになったりもします。
私は、そのデメリットも認識して購入したのですが、それらを挙げてみました。
ざっくりとした切り抜き
このパズルは、境界線通りのきっちりした形での切り抜きではありません。
写真のように、海岸部分を含むざっくりした形で切り抜かれています。
そのため、都道府県それぞれの形を覚えにくいです。
この点は、残念です。
これだけ大きい地図なので、ある程度細かく切り抜くこともできそうですが、情報が沢山含まれているので、難しいのかな?
ざっくりの切り抜きな点で、価格が抑えられているのかもしれません。
地域ごとに別れたパズルであること
商品情報より読み取れる点ですが、地域ごとに4枚にわかれています。
1つのフレームで、日本地図が完成しないのは、デメリットに感じる点かもしれません。
白地図の上で、大きくつなげることはできますが、大きいサイズなので省スペースでコンパクトにとは…いきません。
ただ、沢山の情報が詰め込まれているので、4枚に別れているのも仕方ないんですよね。
私の場合、その点を重視したのでデメリットとは感じませんが、コンパクトに1フレームで収まっているタイプも、今後必要になってくるかも…とは感じています。
日本地図の都道府県色分けマップを活用
ちびむすドリル【小学生】では、日本地図の色分けしたマップが提供されています。
A4だけでなく、A42枚を貼り合わせてA3サイズになり、大きめの印刷にも対応してます。
無料でポイントを押さえた教材、とてもありがたい!
買ったパズルにはない点を、この色分けマップで補います。
都道府県名だけのものと、県庁所在地も記載されているものがあります。
小さい子どもには、色分けは、やっぱり認識しやすいですね。
自分や親戚の住んでいる場所に印をつけて書き込み、都道府県の位置関係を伝えています。
旅行に行くときは、都道府県名を教えて、地図で示してみせたり、普段の生活の中で活用しています。
少し大きくなれば、地方区分の色分けや、白地図も用意されているので、成長にあわせて活用できますよ。
100均ダイソーのポスターで日本の全体の配置を確認
100円ショップダイソーで、大きめの日本地図ポスターも購入しました。
壁に貼るには、カラーのしっかりしたポスターが1枚欲しくて。
A4コピー用紙と比較すると、かなり大きいですね!
サイズは、84.1cm×59.4cmです。
これには、東北地方、関東地方…などの地方ごとの区分色分けマップものっています。
県庁所在地のリストもあって、小学生以上向けの内容といった感じですね。
100均ダイソーの下敷きで地図を身近に
ダイソーでB5サイズの下敷きを見つけました。
下敷きなら、しっかりしてて傷まないし、コンパクトなので、持ちやすいですね。
小学生になって地図を勉強しはじめると、大活躍しそうです。
国土地理院の日本全図で日本全体を確認
上のパズルや地図でカバーできない点を補足するのが、国土地理院の日本全図です。
パズルや通常の地図、地図帳などでは、分割掲載になってしまいますよね。
北海道や沖縄などの南西諸島、小笠原諸島などを正しい位置に記載した地図を確認するなら、この日本全図が一番!
日本の最北端・最東端・最西端・最南端の記載があり、日本の領土全体が見渡せます。
娘は5歳なので、まだ領土の概念は難しいですが、沖縄に行ってみたいと言っているので「沖縄はこんなに南にあって、飛行機で行くんだよ。」などと伝えるのに使っています。
最初は、こんな感じで使っていき、小学生になれば、東西南北や最北端などの領土の概念も教えていければいいですね。
写真は、日本語版のPDFをポスター分割で印刷しました。
キャノンのコピー複合機ですが、以下の設定で印刷しています。
「 A4横・分割/ポスター・2分割・カラー・きれい」
2分割だけでなく、4分割やそれ以上の印刷も可能です。
コピー用紙よりいい紙、上質紙・光沢紙・マット紙などで印刷すれば、しっかりしたポスターにもなります。
さいごに
アポロ社の「ピクチュアパズル日本地図」のレビューと日本地図の勉強にかかせない無料教材の情報でした。
一つで全てを網羅する教材はないので、いろいろなものを組み合わせて、楽しく身近に取り入れていくヒントになれば嬉しいです。
沢山の教材を使うことで、地図には、いろんな表現で示されたものがあるんだというのも、自然に覚えてくれたらいいなと思います。
個人的に、地図をじっくり見るのが好きなので、そんな楽しい感じを共有できれば、今の段階では充分かなと感じます。
♪日本地図と世界地図のお風呂ポスターのレビューは、↓こちら。