小学1年生になって、そろそろ伝記を読書のバリエーションに加えてみたいと思い始めました。
そして選んだのが、『10分で読める伝記 1年生 (よみとく10分)』。
読んでみて、小学生が、はじめての伝記に触れるのにちょうどいい本だと感じました。
『10分で読める伝記 1年生』が、小学生ではじめての伝記におすすめな理由5つを紹介します。
本『10分で読める伝記1年生』が小学生ではじめての伝記におすすめな理由!
伝記が10分でよめる量で簡潔にまとまっている
はじめての伝記本としては、短すぎず長すぎない量で、飽きないで読み切れます。
伝記というものに触れたことが無い子供にとって、偉人の人生がコンパクトにまとまっているのでわかりやすいと思います。
小1の娘は、最初は(小1春頃)、母と交互に音読して読みましたが、最近では、一話ずつ一人で黙読するようになりました。
今までに読んだことのない部類の本で、興味をひかれているみたいです。
伝記に漫画ではなく文章で触れられる
伝記といえば漫画のイメージがあって、私も小学生の時に読んでました。
ただ、絵本から児童書に移行する時期に、いきなり漫画の伝記を与えたくないなとも思っていました。
漫画の伝記はページ数もあるので、小1の娘には、まだボリュームが多いです。
その点、『10分で読める伝記1年生』はボリューム感も、文章であることも、現在の成長にあっているなと感じました。
この本が、いい興味付けになって、次への橋渡しになってくれそうです。
教養として、知っておきたい偉人が紹介されている
『10分で読める伝記1年生』は、知っておきたい偉人が紹介されています。
- ヘレン・ケラー
- ファーブル
- モーツァルト
- ライト兄弟
- ナイチンゲール
- ディズニー
- ベル
- 一休
- 円谷英二
- 野口英世
自分が小学生だった頃に、ウルトラマンは知っていても円谷英二氏は知らなかったと思いますが、現在では、知っていて当たり前というラインナップになっています。
先人から様々なことを学べる
伝記になっている人物というのは、なにかしら圧倒的なものを持っている方々です。
大抵、地道な努力を続け、様々な失敗にくじけない精神的な強さを持っています。
また、貧しさなどの恵まれない環境、ハンディキャップのある方など、多種多様な人物から学べる事も多いです。
それらのどこに子どもが魅かれるのかはそれぞれだと思いますが、人にはいろいろな人生があることや努力の先に何があるかの保証はないけれど、努力がないと何も成し得ないということを知ることが出来たらいいなと感じます。
先人の偉業によって、今の生活があることを知ってほしい
『10分で読める伝記1年生』でいえば、ベルの電話やライト兄弟の飛行機など、今の生活で当たり前にあるものを最初に作った人や、さらに進化させた人など、沢山の人の功績によって、今の生活があることを意識できたらいいなと思います。
世の中、多くの人の功績のおかげで、今の豊かな生活があることを知ってほしいですね。
これは、大人の私でも、日々忘れてしまっていることで、娘と一緒に伝記を読むことで、改めて感謝の気持ちを意識できるいい機会となってます。
子どもと一緒に学び直せるのは、子育ての醍醐味ですね^^
さいごに
『10分で読める伝記1年生』が小学生ではじめての伝記におすすめな理由でした。
児童書バリエーションの1冊として読んでみた伝記でしたが、思わぬ反応が引き出せてよかったです。
また、今回初めて知ったことがあります。
「野口英世さんって、どんな顔?」と娘が聞くので、写真をネットで検索してみました。
写真を見せることはできたのですが、いろいろ調べているうちに、野口英世氏は、意外にもとても破天荒な一面を持っていたということがわかりました。
詳細は省きますが、私が読んだ漫画の伝記には、こういったことに触れていた記憶がなくて、軽く衝撃を受けました^^
まぁ、そんな発見もあったり、努力の大切さを再認識させられたり、久しぶりに伝記を読むのもいいなと感じました。
次は、『10分で読める伝記2年生』を、また一緒に読んでみようと思います^^