切り絵(切り紙)に子供(5歳女の子)と挑戦してみました。
5歳の娘は、はさみをそれなりに使いこなしていますが、さらに上手になれば、もっと表現が広がるかなという感じです。
普段は、自由に自分の好きなものを作ることが多いですが、切り絵は、決まった形に切り抜くことで完成する遊び。
普段の遊びとは違うアプローチで、もっと面白いことがあるのを知ってもらいたいなと。
きっちり線通りに切ることで、ハサミの扱い方の練習にもなります。
集中力や創造力・想像力も伸びるともいわれていますね。
切り絵に取り組むために、本『「自分でできる子」が育つ モンテッソーリの紙遊び』を用意し、参考にしました。
娘が取り組んだ様子や、『モンテッソーリの紙遊び』の感想をまとめました。
切り絵(切り紙)に子供5歳と挑戦!モンテッソーリの紙遊びを実践
最初に、『モンテッソーリの紙遊び』という本を見せて、どれがしてみたいのかを聞いてみました。
すると、‟切って開いて出来る形を楽しもう”というタイトルの切り絵のページをみて、「これがやりたい!」と言ってきました。
この本には、いろいろな紙遊びが紹介されていますが、私も最初はこれをやらせてみたいと思っていたので、ちょっと嬉しかった^^
切り絵は、絵がうまくなくても、ちゃんとやれば形になるし、私も興味があったので、一緒にやってみたかったんですよね。
ということで、切り絵に決めて、早速取り組んでみました。
5歳女の子が切り絵(切り紙)に取り組んだ様子:準備
「何から作りたい?」と聞いて、「おさかな!」というので、魚から作りました。
折り紙を半分に折って型を置き、母が型を動かないように押さえて、マジックで線を書きました。
本には、型を折り紙に書き写すところまでは、親が準備すると書いてあったのですが、せっかくなのでさせてみました。
ただ、コピー用紙に型を印刷して使ったので、薄いため型の輪郭を描きにくかったです。
なので、本通り、最初に親が準備してもいいと思います。
切り絵(切り紙)で5歳の子供にとって難しかったこと
型どおりに切り抜くだけなのですが、これらの図案には、ところどころに曲線が使われているので、案外難しかったです。
特にこの中で、難しかったのが↓これ。
「お姫様、プリンセス」です^^
女の子が大好きな図案ですよね。
最初に型を切り抜いたのは母ですが、大人が切っても、ちょっとイライラしました(汗)
小さめの曲線の連続で、根気のいる図案でした。
結局、子供は途中で嫌になり、母が仕上げることに…。
出来上がりはかわいいのですが、難易度が高かったです。
いきなり取り組ませるには、向かない図案ですね。
切り絵に慣れたころに、一緒にやってみるのがいいかも。
最初は、ゆるやかなカーブや直線メインの型がいいですね。
キッズくらぶの切り紙ネットには、家とかお椀とか、もっとシンプルな型もあるので、この中から選ぶのもいいと思います。
切り絵自体は、習熟度に合わせて難易度をあげられる点がいいなと思いました。
切り絵に使用した折り紙のサイズ
切り絵には、15cm×15cmの一般的な折り紙を使用しました。
『モンテッソーリの紙あそび』の切り絵の型は、このサイズに収まる大きさで作られています。
私は、普段ダイソーの180枚など最大枚数入っている折り紙を買っています。
娘が普段から、お手紙代わりに使ったり沢山消費するので、大量に入っているのが助かりますね!
「自分でできる子」が育つ モンテッソーリの紙遊び(本)感想
今回使用した、『モンテッソーリの紙あそび』ですが、とても使いやすく分かりやすい本でした。
良かった点や感想を挙げてみます。
目安の年齢があって分かりやすい
作業内容に応じて、目安の年齢が書かれています。
ただ、本には、以下のような記述もあります。
「年齢の目安」はあくまでも目安です。
早い遅いを気にする必要はありません。
これを踏まえた上で、何歳でどんなことができるか、何を試してみたらいいのかがわかるので、参考になります。
やっている様子をみて、何が好きか得意か、苦手かなどが把握できます。
3歳~5歳以上前後の子供が取り組める内容
この本は、3歳・4歳・5歳前後の子供が取り組める工作が紹介されています。
年齢ごとにどんな段階を踏まえたらいいかが、わかりやすいです。
また、どんなことが出来るようになったらいいのかも把握できます。
モンテッソーリ教育の考え方を知ることができる
私は、モンテッソーリ教育に詳しくなく、興味がある…くらいなので、ざっくりとどんな教育方法なのかがわかり、よかったです。
子供の自主性を重んじ、じっくり向き合うところに共感を覚えました。
普段からつい口や手を出しがちなので、大人が準備することと子供がすることの線引きがしっかりあるところも参考になりました。
こんな風に落ち着いて向き合えるようになりたいなと。
子供の紙遊びを通して、実際の向き合い方が提示されているので、理論から入るより理解しやすかったです。
モンテッソーリ教育関係の本も、読んでみたいと思いました。
手っ取り早く切り絵をするなら、市販のセットを活用!
私は、本を参考に切り絵遊びをしましたが、手っ取り早く切り絵をするなら、↓のような市販のセットもおすすめです。
きりえあそび2種組パック
折り紙にカット線が書いてあるので、親が準備する手間なく、すぐ取り組めるのがいいですね!
30柄が2種で、60柄入っているので、沢山の中から子どもが好きな柄が選べたり、切った後には、シールでデコれたり、いろいろ楽しめます^^
さいごに
子供と切り絵をした様子のレポでした。
今回は、子供に身近なモチーフを切り抜くという感じでしたが、今度は、幾何学模様など、どんな形になるか想像がつかないパターンの切り絵をやってみたいです。
最終的には、「画用紙に切り絵を組み合わせて貼り、一つの作品を作る」という形を促してみたいなと思っています。
子供が取り組んでいく中で、「こんなことがしたい!」が増えて、創造が広がっていけばいいなと思うので、続けていきたいです。
「モンテッソーリの紙あそび」で、格子編みやハートバッグに取り組んだ様子は、↓こちらの記事にまとめています。
3・4・5歳~の知育玩具や知育遊びのまとめは、↓こちら。
スマイルゼミ幼児コース(年長用)を受講。まとめ記事は↓こちら。