時計の教え方や選び方【年長5歳~6歳】読み方の習得にタブレット学習を活用!
小学校入学時に時計の読み方を知っていた方がいいのかな?…という疑問も、入学準備で知りたいことの一つでした。
また、時計の教え方は、どんな方法がベストなのだろう…。
私は、現在小1女の子の母ですが、当時、小学校入学について調べながら、これらの疑問がわいてきました。
結果的に、娘は、時計の読み方を無理のない範囲で教えて、ある程度読めるようにして入学しました。
この記事では、
- 入学時に時計の読み方を習得していたほうがいいのか
- 時計の読み方を入学までに身に付けさせることにした理由
- 時計の選び方や教え方
- タブレット学習『スマイルゼミ年長コース』での時計のカリキュラムについて
をまとめました。
年長で時計が読めないとダメ?
年長の間に、時計は読めた方がいいのか…という疑問。
私も入学にあたって調べましたが、ある程度読める方がいいとか、読めなくても大丈夫とかいろいろな意見があります。
そんな中で、元小学校の先生のご意見は、以下のような内容でした。
入学段階では、時計は読めなくても大丈夫です!
これは断言します!
1年生の教室では
「長い針が3まで休み時間ですよ」
「給食は9までに食べましょうね」
・・・といった声掛けをします。
時計の読み方を習うまでは、これが普通。
そこから、段階的に時計の読み方を学習していきます。
まずは夏ごろに「〇時」と「〇時半」。
「〇時〇〇分」を学習するのは、冬休みの後ぐらいです。
だから、時計が読めないからといって焦る必要はありません。
ただ、時計の仕組み(長い針と短い針がある)
大人は、時計を見て行動していること
・・・などを知っておくことは大切です。
このような感じだと、園での生活で「時計の8になったら片づけましょう」などが、きちんとできていたら、特に問題ないように思えますね。
ただ、ネットで調べた感覚だと、結構読めるようにしておくという情報も多いので、読めるようにして入学する子も、一定数いるんだろうなと感じます。
生活の中で、ざっくりと身に付いている子もいるだろうし。
いろいろ調べた結果、娘の場合は、1分単位を教えてから入学しました。
入学時に、まだ完璧とは言えませんが、ある程度読めるようになったので、繰り返せば自然に身に付くだろうなというところには到達しました。
年長の間に時計を読めるようにした理由と読めるようになってよかったこと
先程、娘は、入学までに1分単位まで教えたと書いたのですが、決してスパルタな感じで教えたのではありません。
園でも家でも、時計の針に合わせて行動することは、普段からやっていました。
園はともかく、家では、「もう7になったよ~」とか、時間を守って行動できるかはまた別の問題ですが(^^;)
ただ、もう一歩、踏み込んで時計を教えようかなと思ったのは、やっぱり、小学校生活の中で、時間を区切っての行動がメインになってくるからです。
先生がどんな感じで子ども達に指示するのか全くわからず、わかるようになっていれば、どんな指示がきても安心かな…と思って。
本人も余裕をもって過ごせそうだし、だったら身に付けておこうかと。
そんな感じで始めたことですが、時計が読めるようになって、思わぬよかったこともありました。
今では、帰宅後に勉強を始める時間を自分で決めるようになって、時間の管理を自らする意識が芽生えたことです。
入学して落ち着いてからは、母「今日は何時から勉強を始めるの?」、娘「何分からはじめる!」という会話が生まれ、自分で決めたことなので実行する…という、お互いにストレスの生じない望ましい状況が…😂
学校以外の自由な時間は、時間の許す限り、何かを始めたり終わらせる時間を自分で決めるようにしていきました。
時計を読めるようになることは、学校生活の中での安心を得られるだけでなく、自立して行動するきっかけになり、入学後の忙しいスケジュールをスムーズに回していく一つの方法になりました。
年長の娘への時計の教え方と選び方
年長の娘に時計を教えるために、以下の内容に取り組みました。
アナログ時計を身近に置いて、慣れる
時計を身近なものにする、結果的に読めるようにするには、とにかく目に入ることが第一だと考えました。
特に、時計は、60進法という特殊な概念なので、理屈ではなく、見慣れて当たり前の感覚に導いた方が、身に付くのではと。
『習うより慣れよ』です。
そのため、まずアナログ時計を身近に置こうと思い、1分単位の数字が入っているものを探しました。
そんな時に、ちょうどチャレンジタッチ一年生の1年生準備ボックスには、コラショの目覚まし時計があるのを知りました。
元々チャレンジタッチを1年から始めようと考えていたこともあって、それなら早めにコラショの目覚まし時計を入手して、時計を教えるのに役立てたいと思いました。
そのため、年長の6月に先行申し込みをして、7月に『おしゃべりおうえん!めざましコラショ』が届きました。
もともとチャレンジタッチを始めようかなと思ってる場合は、早く申し込むと、いろいろな入学準備アイテムを先に入手できて、年長の早い時期から入学準備に役立てられます!
この時計が届いてから、目覚まし時計としてや日常的にそばにおいて活用しました。
時計の仕組みが腑に落ちるまでは、いつも近くに置くようにしました。
折を見て、「じゃあ長い針が8になったら、〇〇にしよう!8のところに40って書いてあるでしょ。だから40分なんだよ。」とか「今長い針は何分になってる?」など、いろいろな方向からアプローチ。
とにかく、時計を見たり、確認したりする機会を増やすことを大事にしました。
「とけいクイズ~♪」「いま、なんじなんぷん?」とか遊びっぽい雰囲気でクイズをだしてみたり。
そういったことを繰り返すことで、時計に馴染むことができたなと思います。
私が活用したのは、コラショの時計ですが、市販品では、以下のようなものがあります。
どちらにしても、まずは、掛け時計よりも置き時計がいいと思います。
どこにでも持ち運べるので、活用の頻度が上がります。
置き時計にプラスして掛け時計も揃えられたらベストだと思いますが、我が家はコラショの置き時計だけでじゅうぶんでした。
スマイルゼミ年長コースの時計のカリキュラム
娘は、年長の8月からスマイルゼミのタブレット学習(年長コース)
を始めたので、時計の読み方をスマイルゼミのレッスンでも勉強しました。
スマイルゼミ年長コースの算数カリキュラム(2020年度版)は、「かず・かたち・とけい」の3つに分かれています。
画像だと字が小さいので、『とけい』の内容を抜粋します。
- 4月 時計の文字盤の数字の位置
- 5月 同じ時刻の時計(正時)
- 6~7月 正時・半の読み方、合わせ方
- 8~9月 時間の経過と正時・半
- 10月 5分単位の読み方
- 11月 生活と時刻
- 12月 カレンダーの見方・時計の読み方復習
- 1月 生活時間と時計(一日の流れ)
- 2月 生活と時刻・時間の長短
- 3月 3月 学校時間と時計
レッスンで順序立てて教えてくれるので、無理なく基本の知識が入っていきます。
普段からコラショの時計を近くに置き、意識して生活に取り入れていたので、実体験と連動して身に付きやすかったと感じます。
その他の算数分野のカリキュラムについては、以下の記事でまとめています。
↓こちらは、『かず(2020年度版)』です。
小1算数の数・計算分野への取り組みを詳しく書いています。
なお、最新のスマイルゼミの年間カリキュラムを知りたい場合は、資料請求をしてみてくださいね^^
パンフレットでカリキュラムを確認できます。
その他の「ひらがな・かたかな・えいご・ちえ・せいかつ・しぜん」などの分野の情報も知ることができますよ^^
進研ゼミ小学講座・チャレンジタッチ1年生(先行申し込み)の時計のコンテンツ
チャレンジタッチ1年生の入学準備コンテンツにも、時計のレッスンが含まれています。
チャレンジタッチ1年生は、年長の早い時期に先行申し込みをしておくと、「1年生準備スタートボックス」が届き、年長の12月中旬にタブレットが届きます。
娘の場合、年長の6月に先行申し込み、スタートボックスが7月中旬、タブレットが12月上旬に届きました。
3月までの受講料は無料なので、年末年始のお休みなどを含めて、入学準備をお得に開始できます。
チャレンジタッチ1年生の先行申し込みで受けられる、時計の入学準備コンテンツ(2020年度版)は、「とけいばっちり1ねんせい」です。
がっこう、おうち、えきの3つのシチュエーションで、時間の流れを体験し、針を動かしながら、時計に親しむことができます。
長い針が12の時の正時(しょうじ)「〇時」と6の時の「〇時半」を学びます。
時計のコンテンツ自体はこれだけなので、時計の読み方をしっかり習得とまではいきませんが、ちょっとした予習にはなりますよ。
さいごに
年長の子どもへの時計の教え方や、時計の読み方の習得に活用した幼児通信教材についてでした。
時計は、小1の2~3学期に学校の授業で習います。
そのため、焦って読めるようにならないといけないわけでもありません。
ただ、慣れるまでに少し時間がかかることを考えると、もし子どもが興味を持てるようなら、早めに習得できたら安心だと思います。
娘は、コラショの時計とスマイルゼミのレッスンで、ゆっくりのペースで無理なく身に付いたのでよかったです。
時間管理ができるようになり、主体的に行動できるメリットは大きいなと感じました。