水のかさの単位の覚え方!小2算数リットル・デシリットルをセリアの計量カップで学ぶ
小2の算数では、長さ(mメートル、cmセンチメートル、mmミリメートル)と水のかさ(Lリットル、dLデシリットル、mLミリリットル)の単位が出てきます。
長さは、日々定規を使ったりするため身近なので、割と理解がしやすいです。
しかし、長さを習ってしばらくした後、水のかさを習うのですが、これで頭がごちゃごちゃになってしまう娘の様子に、何とかしないとダメだなと思いました。
そこで、100円ショップのセリアで、水のかさを教えるのに最適な計量カップを買ってきて、視覚で理解し、しっかりイメージできるように対策しました。
水のかさの単位の覚え方を、計量カップを使ってどう教えたかをまとめました。
水のかさの単位を教えるのに最適なセリアの計量カップ1L
↑このセリアの1L計量カップが、水のかさを教えるのに最適です。
50mlごとに目盛りがあって、1L、100mL、1dLが一緒に教えられます。
これに必要な情報を加えると…
こんな感じになります。
マスキングテープでdL(デシリットル)とL(リットル)を加えます。
カラーを変えると、より見やすくなりますよ。
私は3dLでやめちゃってますが、全部きちんと貼れば、尚良しです(-_-;)
この計量カップは、目盛りが透明なので見えにくいのが残念ですが、黒の油性ペンでなぞってもいいですね。
私は、そのまま使ってますが。
セリアの計量カップを使って、水のかさクイズをする!
このカップを使って、
「100mLは、1dLだよ。」「では、200mLは、〇dL?」
「5dLは、〇mL?」
「1Lは、〇mL?」
「1Lは、〇dL?」
などの質問をします。
この辺がスラスラこたえられるようになれば、ちょっとひねった問題を。
この計量カップは、50mLごとに目盛りが付いているので
「150mLは、どの目盛りになる?」「150mLは、〇dL〇mL?」
「(950mLの目盛りを指さして)これは〇mL? それは〇dL〇mL?」
「6dL50mLはどの目盛り? それに100mL足したら、いくらになる?」
たし算を織り交ぜたりして、理解を深めます。
子どもがノリノリなら、どんどん質問して、「よくわかってるね!」「LとかdLとか得意になってきたんじゃない♪」など、声を掛けると喜びました^^
少しつまずくようなら、あまりやり過ぎないで、程々で切り上げた方がよいかも。
嫌いになってしまうと困るので、何回かに分けて、少しずつ取り組んだらいいかなと思います。
『1L=10dL=1000mL』の関係性が、しっかり理解できるのを目標にしました。
わかってきたなと思ったら、ぷりんときっずの『かさ「L・dL・mL」 – 単位変換』のプリントをしてみると、理解度が把握できていいですよ^^
水のかさの単位を、お風呂や料理でもっと身近に!
お風呂で計量カップを使って遊ぶ
お風呂に計量カップを持って入って、娘と一緒に遊びました。
プラスチックのクリアカップやペットボトルを一緒に持って入って、「コップに200mL入れてちょうだい。」とお題をだしたり。
ペットボトルに、何mL入るか入れてみたり。
目盛りをしっかり見て、お湯を入れたりするだけで、グッと身近になる様子が見てとれました。
お風呂に入浴剤を入れると、ジュースっぽくなって、お湯が入っている様子も見やすくなって、よかったですよ。
年長さんとかもっと小さいころなら、ジュース屋さんごっこのようにして、遊んでも楽しそう。
うちは、小2になってから慌てて取り入れましたが、年中さんとかもっと小さいころから、お風呂遊びのグッズとして、計量カップを持ち込んでおいたら良かったなと思いました。
小さい子に1Lカップは大きいので、200mLカップなどの小さいカップから始めて、成長に応じて加えていくのもいいかも。
お菓子作りや料理で計量カップを使う
普段はなかなか忙しくて、料理のお手伝いをさせてあげられないのですが、週末にのんびり家で過ごせる時は、ホットケーキを一緒に焼いたりします。
そんな時に、牛乳を量ってもらいます。
ホットケーキミックスを使えばお手軽で、作業はシンプルですが、その分、計量カップをどんなふうに使うかが、しっかりインプットされていいと思います。
あとは、カレーやシチューを一緒に作るときも、水や牛乳を量ってもらいます。
全行程を一緒にする時もあれば、水を入れる時だけ呼び寄せて、「カレーに水を〇mL量って入れてくれる?」とお願いすることもあります。
娘は、一緒に料理をするのが好きなので、喜んでしてくれます^^
水のかさについての知識がどんなことに役に立つのかに気付いたら、より身近になっていいですね。
台所育児をしっかり実践されているような方からしたら、たわいもないことでお恥ずかしいですが。
家にある水や液体を量る道具を集めてみる!
家にある水や液体を量る道具を集めてみました。
- 10mlのお薬に添付されていたカップ
- 30mlのミニビーカー
- いろいろなサイズの計量カップ(200ml,300ml,500ml,1L)
- 計量スプーン
シーンに応じて使い分けするために、いろんな計量する道具があることを伝えました。
「なんで、こんな小さいのがあるの?」「1Lのカップには、ミニビーカー(30ml)の水が何杯入るかな?」と疑問を投げかけてきました。
実物を目にすると、いろんな興味が引き出されますね。
計算自体はまだ習っていないのですが、わり算で計算できるんだよ…とさらっと話しておきました。
さいごに
水のかさの単位を、セリアの計量カップ1Lで学んだ様子でした。
この計量カップを使えば、「Lリットル、dLデシリットル、mLミリリットル」の習得がだいぶ早くなると思います。
単位変換のプリントなども、最初は、計量カップを前に置いて解いていくことからスタートすれば、イライラしたり投げ出すことなく進めることが出来ました。
ただ、子どもってすぐ忘れます。
他の単元に移ると、すっかり忘れてしまうんですよね。
なので、学期や学年ごとのテストの前にはちょっと復習しておいた方がいいかも…です。